ダイアモンドの4Cについて
宝石の重量を表す単位のことです。1カラットは0.2g
重量が大きいほど、希少性が増し、価値は高くなります。
無色透明に近いほど価値は高く、最高はDから始まりZまで細かく等級分けされます。
ダイアモンドの結晶の生長時に、内部に取り込まれた包有物や
傷の有無を10倍に拡大して判断します。
どの程度、透明度に影響しているかの評価です。
透明度の高い物ほど希少価値が高くなります。
ダイヤモンドの輝きを一番左右するのがプロポーションとフィニッシュです。
ダイヤモンドの美しさに対して唯一人間が関与する部分で、
最も理想的なカットはExcellentカットです。
ダイヤモンドがバランスよくカットされると非常に美しく輝きます。
カラーとクラリティーが高くてもカットが悪いと輝きません。
ダイアモンドとカラーストーン
宝石のなかでも、ダイアモンドは以下の点においてその他の宝石と異なるため、宝石は
一般にダイアモンドとそれ以外のカラーストーン(色石)とに二分されます。
- ダイアモンドは、宝石の王様と呼ばれるほど、比類のない輝き、美しさを持ち、
そして、現存する物の中で最も硬い物質です。一方、カラーストーンは、文字
通り、主にその色に価値が決まります。 - ダイアモンド原石はデ・ビアスというシンジケートがその供給を支配しており、
価格を供給側で決定できるのに対し、その他の宝石はほとんどの場合、
自由競争下で需要と供給の法則にしたがって価格が決定されます。 - ダイアモンドは今やそのグレーディングの基準が確立しているが、その他の宝石
は真珠を除き、グレーディングシステムが存在していなかったので、同一品質の
ものでも各々の業者により評価が大幅に異なります。 - このように、ダイアモンドは比較的客観的な面を持つのに対し、カラーストーン
はより主観的な要素が強いといえます。